2013年9月24日火曜日

日記「ヘーゲルが難しすぎて泣ける」


こういうことを書くと、ただ軽蔑を招くだけなのか、

だれかを慰めることになるのかは分かりませんが、

ぼくが買った本の中には

10年でも20年でも「読めない」本がたくさんあります。

たとえばヘーゲル関係の本などがそうです。

興味津々なのですが、難解すぎて読めません。

岩波版『ヘーゲル全集』も欲しいと思っているくらいですが、

それを買っても、たぶん結果は同じです。

ヘーゲルは生前に(出版年順に)

『精神現象学』と『大論理学』と『エンチュクロペディー』と『法の哲学』を出版したそうですが、

これは組織神学をかじっている者には興味津々です。

ヘーゲルはテュービンゲン神学校で「神学」を学んだ人なので、

ヘーゲルの思想にキリスト教の影響があるのは当然のことですし、

「一種のキリスト教哲学を営んだ」と見ることが、飛躍や暴論であるとは思えません。

著書にしても

『エンチュクロペディー』
『神の義(レヒト)の哲学』(法哲学)
『神のことば(ロギーク)の研究』(大論理学)
『神の霊(ガイスト)の現象』(精神現象学)

とでも考えてみれば、三位一体的な構成のような気がしてきます。

でも、全く歯が立たないので、「もしかしてそうかな?」と思っているだけです。

「手引きしてくれる人がなければ、どうして分かりましょう」という気持ちです。

ヘーゲルに強い方、ぜひ教えてください。