2008年2月18日月曜日

日記を中断します


残念ですが、これから一週間ほど、この日記を休みます。昨日の礼拝の最中に、説教できぬまま気絶し、救急車で病院に行くことになってしまいました。

医師の診断は「嘔吐下痢症状による脱水症状が引き起こした“血管迷走神経反射性失神”」とのことです。「血管迷走神経反射性失神」(Vasovagal syncopeというそうです)をネットで検索してみましたところ、なるほど、症状の内容等が私のケースとぴったり当てはまりました。

「若い人に多く、通常立っている時に起こり、目の前が暗くなり、めまい感や悪心などの前駆症状に続いて、顔面が蒼白になり、意識消失して倒れてしまいます。これは血管迷走神経反射性失神と言われるものです。強い痛みや精神的ショック、ストレスが誘因となって自律神経のバランスがくずれ、抹消血管の抵抗が減少し、血液が心臓に戻らなくなり、血圧低下となり、脳血流が低下して意識がなくなります。この際徐脈、冷や汗を伴います。このような場合は一時的な体調の問題で病院へ行く必要はない場合が多いですが、失神を繰り返す場合や横になっている時に起こす失神は他の病気が原因になっていることがありますから、病院へ行って調べてもらったほうがいいでしょう。」

CTと胸のレントゲンもとりましたが、脳にも・心臓にも、全く異常はありませんでした。血液検査の結果も、きわめて正常でした。そちら方面の心配はないようです。

17日(日)未明(午前5時頃)から礼拝開始直前まで嘔吐下痢症状がありました。お腹の風邪を引いたようでした。しかし、発熱や咳などがなかったため、気分は比較的良好で、説教をすることには何の支障もないだろうと思っていました。

ただ、講壇に立った後に(つまり説教中に)嘔吐や下痢の症状が出ては困るとお腹の中身を空っぽにすることを考え、朝食をとらず、水分もとらずにいました。それが結果的に脱水症状を引き起こしてしまいました。

失神は生まれて初めての経験です。礼拝が始まってしばらくは、意識は明瞭でした。説教前の讃美歌が始まった頃、冷たい汗が全身に一気に噴き出した感じがあり、寒気がし、意識が遠のいて途中から歌えなくなりました。しかし、説教については30分間くらいなら何とか持ちこたえることができるのではないかと思い、講壇に立ちました。

ところが聖書を一行くらい朗読したところで(そこまでは覚えています)目の前が真っ白になり、立ったまま気絶してしまいました。

松戸小金原教会の皆様には本当に大きなご迷惑、ご心配をおかけしてしまったことを、申し訳なく思っています。しかし、もう大丈夫です。一応、今週は自分で自分の様子を見たいと思いますが、お腹の風邪さえ治れば、他の問題はなさそうです。昨日からおかゆとポカリスエットだけで生活しています。

昨日予定していた説教は、来週の日曜日に行います。体調が来週までに復調しますように。