2011年5月3日火曜日

ブルーマウンテンとレーズンスコーン

日曜日がフル稼働の牧師たちの多くにとって、月曜日は一応、休みの日ということになっています。私もそうです。

しかし、実際には、「お、ヒマそうだね」と、いろんな予定を無理やり押し込んで来る人たちがいるので、休めたためしがありません。とくに牧師会とかするなよと思う。葬儀等の緊急事態は全く別の話です。

また、「休む」と言っても、何をしていいか分からない感じでもある。

私にはサーフィンの趣味があるわけではないし、山登りには耐えがたいものさえ感じます。海水浴はまあまあ好きですが、松戸は海が近いわけではないし(海の話はしにくくなりました)、山も近くない。もちろん好きな人は時間をかけてでも、どこにだって行くのでしょうけど。

何もすることがなくて、それで何をするかといえば、だから先週のように、ブログに毒舌を吐くくらいのことしかできない。ものすごく精神衛生上よろしくないことを、分かっていながら、あえてする。

吐き出して、それですっきりするわけではないのです。もやもや感はいくらか緩和され、言いたいことが論理的によりシャープになった分だけ、目つきは一層悪くなったんじゃないですかね。自分の目つきは、自分ではどうだか分かりませんが。

「休み」と言っても、家には誰もいないんです。今日は世間は平日ですしね。子どもたちは学校だし、妻(保育士)は児童養護施設と保育園の仕事です。

子どもたちも、高二(男)と中二(女)になって部活の忙しさが増し、帰宅時間が遅い、遅い。青春を満喫しているのでしょうが、そんなの知らん知らん。勝手にやってくれ。なんにも言いたくないです。楽しそうにしているのを叱りつけるほど野暮な親ではありません。黙って見守るしか、なすすべがないじゃありませんか。

ですからね、もうね、お父さんは、ひとりで寂しく楽しむのです。

先週は「ブルーマンデーのポイズンツイート(暗鬱月曜日の猛毒独白)」でしたが、今日は「ブルーマウンテンとレーズンスコーン」で行こうと思い立ちました。

でも、コーヒー豆ひくの面倒くさいし、レーズンスコーンって、どこに売ってんのか分かりません。

なので、妄想の世界だけのことにしておきます。コーヒーもスコーンも、飲んだこと食べたことにしておきます。

ああ、空しい。「一切は空である」。