前の記事にアップした本棚の写真の下の三段分がすべて
カール・バルトの本と、バルトについて書かれた本です。
「すごくたくさんある。だけど、この程度のものだ」
という言葉は、バルトにも当てはまると思います。ビビるほどの量ではありません。
我々が一人の学者を偶像にしないためにできそうなことは、
複数の神学者たちの本を「揃える」ことかもしれません。
日本では知られていない神学者たちが、
カルヴァンやバルトほど本を書きました。我々が知らないだけです。
複数の神学者の本を「揃える」ことで、何が起こるのか。
メディアなどが作りだした「偉大な」神学者の相対化です。
日本で知られている「偉大な」神学者の代表は
アウグスティヌス、トマス、ルター、カルヴァン、ウェスレー、バルトでしょうか。
彼らを相対化することができるようになります。
ベルカウワーもファン・ルーラーも、ドイツ語でも書きましたが、
二人ともオランダ人ですので、著作の大半はオランダ語です。
オランダ語はドイツ語に似ています。ドイツ語の基礎が分かれば、すぐ読めるようになります。
講談社オランダ語辞典は画期的でした。これなしには、ぼくは読めません。
みなさん、オランダ語を勉強しましょう!