2013年7月11日木曜日

ぼくらは日本をあきらめない!(勝手にあきらめないでくれよ、みんな)


その昔、プロデューサー、エディター、ライターといった人たちは

「裏方に徹する」ことを美徳みたいにとらえて、カオバレは嫌がったものだ。

でも、いまは違う。

秋元康、鈴木おさむといった人たちの名前を出すまでもなく、

かつての「裏方」たちは今、等身大の自分自身を大胆に露出し、

だれよりもアクティヴに動き回るようになった。

彼らの批判なんかするなよ。

身も蓋もないこと言わせてもらえば、

批判したければ、彼ら以上に動き回ってから言え。

キリスト教界もそうだ。

ぼくのイチオシのキリスト教系ジャーナリストと、

まさに偶然、出会う機会をえた。

松谷信司(まつたに しんじ)。この名は覚えておけ。

このイケメンはイクメンだ。

ぼくもイクメンだったけどイケメンではない。うるさいわ。

知ってるか。「ペンは剣よりも強い」(Calamvs Gladio Fortior)んだぜ。

あ、知ってるね。

ぼくたちは武器は持ってないけどね、

でもね、書き続けることはやめないよ。

しんどいときは「しんどい」と書けばいいのさ。

抗議するときは「抗議する」と書けばいい。

負けそうなときは「負けそうだ」と書く。

何にも書けないときは「何にも書けない」と書けばいい。

そうすると、何かが変わるよ。その体験あるから保証する。

「世界は変わらない。日本はダメになる。」

そんなことを確信するなよ。

脳内だけででっち上げた三段論法で、世界をあきらめるなよ。

「世界は変わる。日本はダメにならない。」

そう言い続け、書き続けてくれよ。

ぼくらは、そうするから。

少なくとも松谷信司は、世界と日本をあきらめないから。

相方のぼくは、松谷信司を追いかけるだけさ。

彼はグレートだ。ぼくが保証する。

2013年7月11日

関口 康