2009年10月14日水曜日

ファン・ルーラー研究会結成三周年記念メッセージ

関口 康 (ファン・ルーラー研究会代表、日本キリスト改革派山梨栄光教会牧師)



ファン・ルーラー研究会のみなさま、こんにちは。今日(2002年2月20日)は、「ファン・ルーラー研究会(メーリングリスト)結成3周年」の記念日です!



なんと、3年も続けてきてしまいました。現在登録者70名(海外からの登録社で日本語が読めないとの理由で配信停止中のメンバーを除く)。本当に素晴らしいことであると、われらの神に感謝しています。



いろいろ書き始めると、あれもこれも思い起こされ、長くなりそうなので、やめます。そこで、一言だけ。



「2周年」のときも書いたことですが、研究会の顧問を引き受けてくださっている牧田吉和先生(神戸改革派神学校校長)、ならびに世話人会のみなさまに日頃の感謝を申し上げることで、結成3周年に際し、研究会代表として述べるべきご挨拶と代えさせていただきます。



牧田先生、いつもご多忙中にもかかわらず、私たちの拙い訳文や議論を温かく見守ってくださり、ご指導いただき、本当にありがとうございます。私たちはこれからもファン・ルーラー研究を中心に、広くオランダ改革派の神学や教会への関心を深めて行くことを通して、研究の成果を日本におけるキリスト教伝道、ならびに教会形成・文化形成のために生かして行きたく願っております。今後ともご指導・ご鞭撻いただきたく、こころよりお願い申し上げます。



世話人会の清弘剛生先生(日本キリスト教団大阪のぞみ教会牧師)、田上雅徳先生(慶應義塾大学助教授)、朝岡勝先生(日本同盟キリスト教団徳丸町キリスト教会牧師)、石原知弘先生(神戸改革派神学校特別研究生)、いつもお世話になり、心強く思っております。ふだんはメールだけのお付き合いですが、今年夏に予定している第2回シンポジウム(日時・場所未定)でお目にかかれることを、楽しみにしています。また、ふだん「身内」と思い、ついぞんざいな扱いをしてしまうことを、どうぞお許しください。心の中ではたいへんご尊敬申し上げております。



加えて、現在着々とP. R. フリーズ先生の大著の翻訳を続けてくださっている栗田英昭先生(日本キリスト教会多摩ニュータウン永山教会牧師)、村上恵理也先生(日本キリスト教団松戸教会牧師)、弓矢健児先生(日本キリスト改革派新座志木教会牧師)にも、そのご労苦に対し、深く感謝いたします。先週も、フリーズ先生とメールの交換を行ったばかりですが、先生自身が、日本語版の翻訳出版計画をたいへん喜んでおられます。日本語版の出版社などは決まっていませんが、本書を何とか出版して世に問うことが、日本におけるファン・ルーラー研究の土台になるに違いないと、わたし自身は確信しております。



翻訳は孤独で悩み多い業ですが、かならず報われるときが来ます。さらに多くの翻訳者が備えられることを、心から期待しています。またわたし自身、もっともっと力を付けて行かなければならないと強く願っているところです。



みなさま、今後ともよろしくお願いいたします。それではまた。



(2002年2月20日)