2009年5月30日土曜日

いわば「距離感と影響力の関係」のようなこと(1)

mixi(ミクシィ)というのを始めたのが昨年8月ですから、あと二ヶ月で丸一年も続けて来てしまった格好になります。関口康日記(ブログ)を始めたのは昨年1月ですから、こちらはまもなく一年半。メールは、「パソコン通信」(PC-VAN)を始めた1996年夏から数えると十三年。



ついでに言えば、メーリングリストの管理は「ファン・ルーラー研究会」を始めた1999年2月から数えれば、まもなく十年半。メールマガジンは「今週の説教メールマガジン」を発行し始めたのが2004年9月ですから今秋で五年になります。



最初は慣れないことや馴染めないことだらけでしたが、私なりの目標を定めて続けているうちに、これらを使うコツというか、ツボというか、落としどころというか、もっとはっきりいえば「ビジネスモデル」のようなことが、まだ何となくぼんやりとではありますが、少しずつ見えてきたような気がしています。もちろんすべてのことに当てはまることではありますが、体験してみなければ分からないことの典型的な一つがこれ(インターネット!)ではないかと思わされています。



最近とくに腹におさまるものが出てきたのは「距離感と影響力の関係」とでも言いうるようなことです。思いついてみれば、こんなこと誰でも分かる当たり前の話であると気づくのですが、実際に体験してみるまでは思いつきもしませんでした。



「距離感」というのは人間関係のことです。近く感じる人と遠く感じる人。相手のすべてとは言えなくても相手の多くを知ることができる関係と、知ることができない、または知る必要がない、あるいは知るべきではない関係。



「影響力」ということで言いたいのは、ある人が発するコトバが、主として肯定的(ポジティヴ)な意味での感化を及ぼし、共鳴を引き起こす力と、その範囲。ただし、私が考える「影響力」には永続性という点が含まれます。