2013年12月8日日曜日

歴史は繰り返さない

えっとですね、一応申し上げておきますと、

ぼくは「歴史」は「繰り返さない」という立場なんです。

1925年と2013年が同じなわけないです。

ぼくの考えは、「繰り返される」のは「犯罪行為」であって、

それを「繰り返している」やつらにレッドカードを突きつけて

「権力の座」から退場させなくてはならないというものです。

しかし、それは「権力の座」からの退場であって、

地上の世界からの追放ではありませんし、あってはなりません。

つまり、「歴史は繰り返す」のではなくて

「歴史そのものは犯罪者を絶滅させる役割を必ずしも持っていない」

ということだと、ぼくは思っています。

歴史から犯罪者がいなくなればすっきりする、という考えもあるでしょうけど、

それこそファシズムの一種です。

犯罪者を締め出し、絶滅させる役割を「歴史」そのものは持っていない。

「歴史は繰り返される」ではなく「犯罪は繰り返される」。

そのたびに我々は何を考え、何をなすべきか。それが重要だと思います。

屁理屈っぽくてすみません。

犯罪者の「手口」は昔も今も同じ。

ですが、まんまと逃げおおせることが、かつてはできたかもしれませんが、

今はもうできません。

その意味では、「歴史」は「繰り返さない」と思います。

逃げられるものなら逃げてみろ。

たまには牧師らしく、聖書の御言葉を引用します。

「人々を恐れてはならない。

 覆われているもので現されないものはなく、

 隠されているもので知られずに済むものはないからである。」

(新約聖書・マタイによる福音書10章26節)