2013年12月7日土曜日

「この私が何者であるか知らないふりをなさるならば」


今週火曜日(12月3日)

北小金駅から国会議事堂駅までの電車の中で読んでいた本の中で、

最も感動した言葉を引用させていただきます。

ひとりで涙が止まらなくなり、隣の男子高校生に二度見されました。

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総督は、なおも執拗に、「カェサルの守護霊にかけて誓え」と迫ったが、

ポリュカルポスは答えた。

「私が、あなたの言うとおりにカェサルの守護霊にかけて誓うだろう

 などという空しい考えを持ち、

 この私が何者であるか知らないふりをなさるならば、

 心を広くしてお聞き下さい。

 私はキリスト教徒です。

 キリスト教の教えの内容を学びたいならば、

 一日の猶予をお与え下さい。

 そうすればお話し致します。」

「聖なるポリュカルポスの殉教」(土岐正策・土岐健治訳)より引用。

『キリスト教教父著作集22 殉教者行伝』教文館、1990年、11頁。

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みなさま、それではおやすみなさい。

ゆっくり休むことが明日の力になります。