今週火曜日(12月3日)
北小金駅から国会議事堂駅までの電車の中で読んでいた本の中で、
最も感動した言葉を引用させていただきます。
ひとりで涙が止まらなくなり、隣の男子高校生に二度見されました。
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総督は、なおも執拗に、「カェサルの守護霊にかけて誓え」と迫ったが、
ポリュカルポスは答えた。
「私が、あなたの言うとおりにカェサルの守護霊にかけて誓うだろう
などという空しい考えを持ち、
この私が何者であるか知らないふりをなさるならば、
心を広くしてお聞き下さい。
私はキリスト教徒です。
キリスト教の教えの内容を学びたいならば、
一日の猶予をお与え下さい。
そうすればお話し致します。」
「聖なるポリュカルポスの殉教」(土岐正策・土岐健治訳)より引用。
『キリスト教教父著作集22 殉教者行伝』教文館、1990年、11頁。
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みなさま、それではおやすみなさい。
ゆっくり休むことが明日の力になります。