2013年12月19日木曜日

日記「これが『零度のエクリチュール』ですか、ロラン・バルト先生?」

「アドベントなのに何やってんの?!」

と叱られそうですが、

30年前ほど前に買ったロラン・バルトの『零度のエクリチュール』(みすず書房、1971年)を引っ張り出して読みなおしています。

フランス語をちゃんと習ったことがないので、著者の思想を一度もまともに理解できたためしはないのですが、

なんと言ったらよいのか、

そう、たとえば、facebookだとかツイッターだとかブログみたいなところ、

原稿用紙ではないところにかなりの面で衝動的に書きなぐる言葉(これがパロールですかね)というのは、

ロラン・バルトのいう「零度のエクリチュール」のようなものかな、違うかな、など考えてみています。

30年前にはfacebookもツイッターも無かったので、そういう読み方をすること自体がありえないことでした。

ネット時代にロラン・バルトを再読する。

アドベントなのに、道草くってます。どうもすいません。

この本を買ったのは1985年前後だと思います。浅田彰さんのブームがあって、こういう本が書店にあふれていました。流行に遅れまいとカッコつけて買ったものです。

ゼンゼン理解できませんでしたけどね。

あ、でも赤鉛筆の線が見つかったりするので一応読んだんだなと。