「アドベントなのに何やってんの?!」
と叱られそうですが、
30年前ほど前に買ったロラン・バルトの『零度のエクリチュール』(みすず書房、1971年)を引っ張り出して読みなおしています。
フランス語をちゃんと習ったことがないので、著者の思想を一度もまともに理解できたためしはないのですが、
なんと言ったらよいのか、
そう、たとえば、facebookだとかツイッターだとかブログみたいなところ、
原稿用紙ではないところにかなりの面で衝動的に書きなぐる言葉(これがパロールですかね)というのは、
ロラン・バルトのいう「零度のエクリチュール」のようなものかな、違うかな、など考えてみています。
30年前にはfacebookもツイッターも無かったので、そういう読み方をすること自体がありえないことでした。
ネット時代にロラン・バルトを再読する。
アドベントなのに、道草くってます。どうもすいません。
この本を買ったのは1985年前後だと思います。浅田彰さんのブームがあって、こういう本が書店にあふれていました。流行に遅れまいとカッコつけて買ったものです。
ゼンゼン理解できませんでしたけどね。
あ、でも赤鉛筆の線が見つかったりするので一応読んだんだなと。