2013年5月2日木曜日

「激辛メンチカツカレー(サラダ付)330円」の時代



実際、生きるってたいへんだと思いますよ。

たとえば、これ、レトルトカレーですけどね、グリコの「リー」の20倍。からいからい。これが239円。

メンチカツは90円。サラダのコストは70円くらい。ごはんもうちで炊きました。タダじゃないですけど一合で70円くらいでしょうかね。

だから「激辛メンチカツカレー(サラダ付)」は、ちょっと丸めて「330円」ですよ。まあ、もちろんレトルトの話ですけどね。

これでも、もちろん、ある見方をされてしまえば「贅沢してる」とか見えてしまうでしょうね。

「こら!カロリーが高いぞっ」とかね。

あ、いや、それより何より、「一食に330円もかけるのはけしからんっ!」とか叱られてしまうかな。

「そのメンチカツ、そのサラダが無駄だ。まだ削れる、もっと削れる」とかね。

ほんとは一食200円くらいで抑えられるといいのでしょうけどね。

いや、200円でも贅沢ですかね。「世界の貧しい国の人たちのことを考えろ!」とか言われちゃうかな。

で、いま考えこんじゃってるのは、うちの家計の話じゃなくてね、

かなり大げさにいえば、日本の景気どうなる、みたいなことですよ。

だって、このレトルトででっち上げた「激辛メンチカツカレー(サラダ付)330円」、ほんっとに美味しいですもん。

わざわざ飲食店まで出かけなくても、これだけ美味しいものを、自分の家でパソコンとかスマホとか楽しみながら、味わえる時代なんですよ。

お店の人たちとか、ほんっとにたいへんだと思う。

だけど、ごめんなさい。うちで食べちゃいました。

あー美味しかった。ごちそうさまでした。