2009年3月24日火曜日

カルヴァン写真コンクール!

以下、謹んでお知らせいたします。三件あります。



(1)カルヴァン写真コンクール!



オランダの新聞Trouw(トラウ=「真実」)のメールニュースは毎日私のパソコンにも届いているのですが、このところ忙しくて読む時間がありませんでした。しかし今朝、先週あたりの記事を読んでいて、驚くやら喜ぶやら。Trouw誌が現在、「カルヴァン生誕500年」を記念して「カルヴァン写真コンクール」(?!)を実施していることを知りました。



その記事はTrouw誌のホームページ(以下URL)にも掲載されています。興味深いものばかりです!
http://www.trouwcommunities.nl/trouw/ontspanning/interactief/calvijn-fotowedstrijd/



このページ中のStuur een foto op(写真を送信する)というリンクをクリックすると、自分の写真を送信できるページが開きます。



写真は誰でも送ることができます。テーマは「カルヴァンと私」(Calvijn en Ik)。カルヴァンとカルヴィニズムに関するものであれば、受け付けてくれるようです。締切は4月9日(木)です。作品は5月8日(金)からドルトレヒトに展示され、また最優秀作品はTrouw誌に掲載されるとのことです。写真が得意な方はぜひチャレンジしてみてください。



ちなみに、上記URLに公開されている写真の中で私が最も興味をひかれたのは、Kerkgang(教会に通う)というタイトルがついているものです。



黒っぽくて平べったい手さげカバンの横に、聖書と賛美歌、数枚のコイン(たぶん献金用)、そしてKINGという名前のドロップ飴か何か(よく分かりません)が並べてあるのを写しているものです。我々キリスト者にとっては当たり前の中身かもしれませんが、一枚の写真として見せられるといろんなことを考えさせられるものがあります。そして、何よりこれが「カルヴァンと私」というテーマのもとに置かれていることが興味深い。



日本でも「カルヴァン写真コンクール」、やりたいですね!



(2)カルヴァン生誕500年記念集会



さて、前にもお知らせしましたとおり、今年7月6日(月)以下の要領で「カルヴァン生誕500年記念集会」を行うことになりました。



日 時  2009年7月6日(月) 受付13:00 開会13:30 閉会19:55
会 場  東京神学大学  東京都三鷹市大沢3-10-30
会 費  2,000円 (軽食有 学生500円)



* プログラム
第一部 講演(13:45~)
「讃美と応答―この世を神の栄光の舞台とするために―」 芳賀 力氏(東京神学大学教授)
「ジュネーヴ礼拝式について」 秋山 徹 氏(日本基督教団上尾合同教会牧師)



第二部 講演と演奏(16:45~)
「ジュネーヴ詩編歌について」 菊地純子 氏(日本キリスト教会神学校講師)
ジュネーヴ詩編歌オルガンコンサート 今井奈緒子 氏(東北学院大学教授、オルガニスト)



第三部 ジュネーヴ礼拝式・聖餐式再現(18:25~)
礼拝司式         石田 学 氏(日本ナザレン神学校教授)
カルヴァン説教朗読  高砂民宣 氏(青山学院大学准教授)
聖餐式司式       関川泰寛 氏(東京神学大学教授)



その他詳細は以下URLをクリックしてください。



カルヴァン生誕500年記念集会
http://calvin09.protestant.jp/



主催は「カルヴァン生誕500年記念集会実行委員会」(久米あつみ委員長)。これは「アジア・カルヴァン学会日本支部」と「日本カルヴァン研究会」が協力してできた委員会です。私は委員会書記です(本日夕方、実行委員会のミーティングを青山学院大学で行います)。



また協賛者として、会場を快く提供してくださった「東京神学大学」(4月から近藤勝彦学長)を筆頭に、「一麦出版社」、「いのちのことば社」、「教文館」、「キリスト新聞社」、「クリスチャン新聞」、「新教出版社」、「日本基督教団出版局」(五十音順)と、最強のキリスト教出版各社が勢揃いでサポートしてくださることになりました。本当に感謝しております。



さらに、7月6日(月)当日、東京神学大学は夏休みに入っていますので、神学生たちがいろんな奉仕をしてくださることになっています。このことも感謝です。



とにかくこれが「五百年に一度の(!)ビッグイベント」であることは間違いありません。このところ連絡窓口である私のところに、問い合わせの電話が相次いでいます(しかし、なるべくなら、電話よりメールのほうが助かります)。



・「ファン・ルーラー」だけではなく、「カルヴァン」、「カルヴァン主義」、「改革派・長老派の教会と神学」、「詩編歌」、「ジュネーヴ礼拝式」等にも関心がある方、



・日本屈指のオルガニスト今井奈緒子先生のパイプオルガンの美しい音色をお聴きになりたい方、



・「東京神学大学の建物をまだ見たことがないし、入ったこともない」という方、



・「久米あつみ先生を一目見たい」という方(?)、



・その他、動機・理由は何であれ、



この機会にぜひお集まりくださいますよう、主催者の一人として心からお願いいたします。



(3)アジア・カルヴァン学会第7回講演会



また、再度お知らせしますが、4月25日(土)立教大学を会場に行う「アジア・カルヴァン学会第7回講演会」(主題「ヨハネス・アルトジウスの政治思想とその現代的意義~カルヴィニズムと政治をめぐる一側面~」講師 関谷 昇氏、コメンテーター 小川有美氏、司会 田上雅徳氏)にも、ぜひご出席くださいますよう重ねてお願いいたします。



詳細は以下URLをクリックしてください。



アジア・カルヴァン学会
http://society.protestant.jp/



寒い寒い(ホントに寒い)冬を乗り越えて、やっと春らしくなってきましたね(でも今日の松戸は、まだちと寒い)。皆さん、これから元気を出していきましょうね。花粉症の方はどうかお大事に。



このところ主日礼拝の出席者数が少し持ち直し、受洗志願者も複数与えられて、励まされています。厳しい戦いの中にある日本の教会のみんなが元気になるようなメッセージを発信していきたいです。これからもどうかよろしくお願いいたします。



ブログ「今週の説教」も毎週更新中です(「今週の説教メールマガジン」も続けています)。
http://sermon.reformed.jp/



ちなみに、検索サイトで「今週の説教」という語で検索すると、GoogleYahooGooではいまだに第一位で拾ってくれますが、MSNではなぜか百位以内にも入らなくなってしまいました。