「何をやりたいのか」
目標は、初めから、はっきりしているんですけどね。
高校3年の夏休み、昨日出てきた証拠資料によれば「1983年8月9日」に、ぼくは「牧師になること」にしました。
「1983年8月9日」は火曜日だったようです。教会主催の「高校生修養会」の最中だったことは間違いありません。火曜日は、おそらく修養会の初日です。
時刻までは特定できません。開会礼拝の最中か、その後かです。その前日までは思い浮かぶことがありえなかった思いが、突然わき起こって来たという感覚でした。
しかしそれは、一時の気の迷いとか、ただの思いつきという感じでもなくて、謎解きの「たねあかし」のようなものでした。
だから、そのとき「あっ」と声をあげたかどうかは記憶にありませんが、まさに「あっ」でした。「謎はすべて解けた」という思いに満たされ、ただちに牧師に相談しました。どうすれば牧師になれるかを教えてもらいました。
「1983年」というと、ちょうど30年前だったのですね。そういうキリ番のようなことは、すぐ忘れてしまいます。
30年前から、ぼくは一日も迷ったことはありません。
ぼくの目標は「牧師になること」です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
こういう答えではダメなのでしょうね。
あと一味、何かが足りないのかな。
真剣に考えてみます。