コブクロは妻が熱心で、私は感化されてファンになりました。妻は二人の子供を連れて東京ドームやさいたまスーパーアリーナのコンサートに行くのですが、私はいつも留守番です。自動車の中には彼らの全CDが常備されています。
かなり重度の我田引水ですが、コブクロがストリートを始めた1998年は、図らずも、私が日本キリスト改革派教会の教師になった年だったりするので、彼らの過去10年間の苦闘の軌跡は、まさに私自身の苦闘と重なるものと感じられ、彼らの歌を聴くたびにヒトゴトには思えないのです。
しかし、彼らはレコード大賞の極みに達し、かたや私は10年前に抱いた「出版」という念願をいまだに果たすことができません。彼らの足元にも及びません(私は最近、悔し紛れに自分のことをセオブロギアン(theoblogian)と呼びたくなっています)。
5年ほど前からの口癖は「早く人間になりたい」(by妖怪人間)なのですが、まだまだ道は遠いです。ファン・ルーラーのオランダ語テキストとほぼ毎日格闘しているのですが、なかなか日本語になってくれません。申し訳ない気持ちでいっぱいです。