2017年1月10日火曜日

書斎の本の説明


画像の説明、左上から。一列目古代教父、アウグスティヌス、トマス・アクィナス、リュースブルク、ルター、カルヴァン、ウェスレー、二列目バルト、三列目ノールトマンス、ミスコッテ、ベルカウワー、ティリッヒ、ボンヘッファー、カイパー、バーフィンク、四列目ファン・ルーラー、現代神学、辞書類。

ノールトマンス(Noordmans)、ミスコッテ(Miskotte)、ファン・ルーラー(Van Ruler)は、20世紀オランダ改革派教会(Nederlandse Hervormde Kerk)の「三大神学者」(derde grote theoloog)と呼ばれている存在。

ノールトマンス、ミスコッテ、ファン・ルーラーが20世紀に属した「オランダ改革派教会」(NHK)は今は存在しない。もうひとつのオランダ改革派教会(GKN)とオランダ福音ルーテル教会とNHKが合同して「オランダプロテスタント教会」(PKN)として現存する。「三大」神学はPKNに継承。

「改革された(英語でもドイツ語でもオランダ語でも過去形で表現する)教会」を名乗るかぎり16世紀に縛られているイメージを保持し続けてしまう。「プロテスタント教会」だって何かにプロテストしていると言いたいのだろうと見られてしまうかもしれないが、歴史的名称としては他に名乗りようがない。

プロテスタント教会の神学は、カトリック教会、オーソドックス教会に次ぐいわば「第三の」神学なので、すべてをカバーしうるような蔵書は個人的には不可能であるにしても、どうしても相対的に蔵書量が多くなってしまうと言えると思う。「第三の」神学は前二者を「包括する」という自負を持つがゆえに。

1月5日(木)千葉県北西部(現住所の柏市含む)震度3以上(震源地福島M5.8)でピクリともしなかった。東日本大震災のとき千葉県北西部は震度4だが、当時の住所地(松戸市)の本棚から1冊も本は落ちなかった。震度5以上の経験はないが、その場合はうちだけではなく首都圏全体の問題だと思う。

説教もまた「言葉」であるかぎり、それなりの結果責任は生じるので、何らかの根拠に基づいて語らざるをえない。それが蔵書が増えていく理由。単なる蔵書趣味ではないつもり。