訳書出版お祝いとして、以前も公開しましたが、2008年12月の国際ファン・ルーラー学会(アムステルダム自由大学)の画像をご紹介します。私がスピーチをしている最中の画像ですが、最も手前に写っているシルバーの髪の方がファン・アッセルト先生です。すみません、お顔は写っていないのですが。
青木先生がご訳書の「あとがき」あたりに書いておられるかもしれませんが(心苦しいことに未購入につき未確認)、ファン・アッセルト先生のご専門は17世紀の「契約神学」で知られるヨハネス・コクツェーユスの研究でした。日本語で読めるようにしてくださった青木義紀先生に、心より感謝いたします。
ファン・アッセルト先生は、ファン・ルーラーがユトレヒト大学神学部で教えた学生のひとりです。2007年からオランダで刊行が始まった(まだ完結していない)新しい『ファン・ルーラー著作集』(Verzameld Werk)の出版委員の中心的なメンバーでもありました。惜しい方を失いました。
2008年12月の国際ファン・ルーラー学会でも、ファン・アッセルト先生が、ファン・ルーラーとの関連で「改革派正統主義の神学」について講演をしてくださいました。その講演は、後日出版された国際ファン・ルーラー学会講演集に収録されています。それも日本語に訳されますようにと願っています。
国際ファン・ルーラー学会(2008年12月10日、アムステルダム自由大学) |