2016年10月1日土曜日

ファン・アッセルト先生の『改革派正統主義の神学』日本語版(教文館)のご出版おめでとうございます

まだ買えても読めてもいなくて申し訳ないのですが、青木義紀先生訳のファン・アッセルト先生の『改革派正統主義の神学』のご出版おめでとうございます。ファン・アッセルト先生とは2008年12月10日アムステルダムで青木先生と石原知弘先生と共にお会いしました。一昨年68歳で逝去の一報は衝撃でした。

訳書出版お祝いとして、以前も公開しましたが、2008年12月の国際ファン・ルーラー学会(アムステルダム自由大学)の画像をご紹介します。私がスピーチをしている最中の画像ですが、最も手前に写っているシルバーの髪の方がファン・アッセルト先生です。すみません、お顔は写っていないのですが。

青木先生がご訳書の「あとがき」あたりに書いておられるかもしれませんが(心苦しいことに未購入につき未確認)、ファン・アッセルト先生のご専門は17世紀の「契約神学」で知られるヨハネス・コクツェーユスの研究でした。日本語で読めるようにしてくださった青木義紀先生に、心より感謝いたします。

ファン・アッセルト先生は、ファン・ルーラーがユトレヒト大学神学部で教えた学生のひとりです。2007年からオランダで刊行が始まった(まだ完結していない)新しい『ファン・ルーラー著作集』(Verzameld Werk)の出版委員の中心的なメンバーでもありました。惜しい方を失いました。

2008年12月の国際ファン・ルーラー学会でも、ファン・アッセルト先生が、ファン・ルーラーとの関連で「改革派正統主義の神学」について講演をしてくださいました。その講演は、後日出版された国際ファン・ルーラー学会講演集に収録されています。それも日本語に訳されますようにと願っています。
国際ファン・ルーラー学会(2008年12月10日、アムステルダム自由大学)