一年くらい前に見つけた山岡洋一氏のインタビュー記事(以下URL)です。百パーセント納得しながら読むことができました。
http://www.kato.gr.jp/yamaoka.htm
私が山岡氏の存在を知ったのは、近くの古本市場でたまたま見かけ、タイトルに惹かれて購入した『翻訳とは何か 職業としての翻訳』(日外アソシエーツ、2001年)を読んだときです。衝撃と感動を覚え、一晩で読み切りました。「衝撃と感動」の中身は何か。相当口幅ったい言い方ですが、それまで10年近く(「たったの10年」ないし「わずか10年」というべきですが)ファン・ルーラーのオランダ語原典と格闘してきた者として、いろいろと抱き、それをめぐって悩んできた“疑問”や“謎”の正体が、山岡氏の著書によって暴き出され(こちらが「衝撃」)、その“疑問”や“謎”と対決し、克服し、そして“勝利”するための道を示された思いがした(こちらが「感動」)のです。
山岡洋一氏の『翻訳通信』(ネット版) ※私も毎月読んでいます。
http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/