2017年7月4日火曜日

ブルンナーとバルトの「自然神学論争」関連年表

教文館『ブルンナー著作集』と新教出版社『カール・バルト著作集』

1918年 バルト『ローマ書』第1版出版

1919年 ブルンナー「カール・バルト『ローマ書』書評」

1921年 バルト『ローマ書』第2版出版

1921年 バルト、ゲッティンゲン大学教授

1922年 『時の間』創刊
    (バルト、トゥルナイゼン、ゴーガルテン、メルツ共同編集。隔月発行)

1924年 ブルンナー、チューリッヒ大学教授

1924年 ブルンナー『神秘主義と言葉』出版。シュライエルマッハー批判

1924年 バルト「ブルンナーのシュライエルマッハー論」(『時の間』)

1925年 バルト、ミュンスター大学教授

1929年 ブルンナー「神学のもう一つの課題」(『時の間』)

1930年 バルト、ボン大学教授

1930年 バルト「神学と現代人」でブルンナー批判(『時の間』)

1932年 バルト『教会教義学』第1巻第1分冊発行

1932年 ブルンナー「神学の問題としての結合点への問い」(『時の間』)

1933年 『時の間』廃刊。バルトとゴーガルテンの対立が原因

1934年 ブルンナー『自然と恩寵 K. バルトとの対話のために』発行

1934年 バルト「ナイン!E. ブルンナーに対する答え」(『今日の神学的実存』)

    (以後、ブルンナーとバルトは絶交状態になる)

1935年 バルト、バーゼル大学教授

1938年 バルト「神認識と神奉仕」第1講で「自然神学」を扱う(ギフォード講義)

1946年 ブルンナー『教義学』第1巻発行

1948年 バルト『教会教義学』第3巻(創造論)第2分冊で肯定的な人間論を展開

1951年 ブルンナー「新しいバルト K. バルトの人間論への論評」
    (『神学教会雑誌』)

1953年 ブルンナー、国際基督教大学教授(1955年まで)

1956年 バルト「神の人間性」(『神学研究』)

1966年 ブルンナー死去(76歳)

1968年 バルト死去(82歳)