2016年12月30日金曜日

あれはなんとも失礼だと思うこと

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クリスチャンの人、とくに牧師の人が、初めて会う他教会所属のクリスチャンの人、とくに牧師の人にいきなり所属教会の礼拝出席人数を聞いたりするのはよくあることで、私もついしてしまうが、あれはなんとも失礼だと思う。ほぼ確実に内心で「うちと比べて大きいか小さいか」値踏みしているだけなので。

その質問して答えが返ってきて、次どう言うかを考えれば分かる。「あなたの教会の礼拝出席者は何人ですか?」→「○○人です」→「おお、うちより大きい。うらやましい。うちは少ないです。牧師の説教につまずく人が多くて」になるか、「厳しい戦いをしておられますね(うちより少なくて)」になるか。

値踏みされているという事情を初めから理解している人たちの答えは「うち(の礼拝出席者が少ないの)は開拓伝道を始めてからの歴史が浅いので」というあたりだと思うが、その答えを聞いて「うちの教会は(あなたの教会より)歴史がある」と別の値踏みをする人もいるので、どのみち失礼な質問だと思う。

その質問をされて答えたくないと感じた人は、「なぜそれを聞くのですか」と逆質問で返したらいいと思う。たいてい答えられまい。良い動機であることはたぶんほとんどないはずだ。

いま書いているのは、私にとっては30年以上前から気になっていたことだが、人に言うのも、字として書くのも、たぶん今日が初めてだと思う。30年以上我慢してきたことなので、ちょっとくらい言わせてほしい。とか書くと、年数で値踏みされて「私はもっと長く我慢してきました」と返ってくる可能性あり。