2015年7月24日金曜日

病院に行ってきました

ここが書斎です。
数年前のことで、思い出し笑いならぬ、思い出しぷんぷん。

本当にかなわないと思っている、ポジティヴにリスペクトするのは悔しいのでできないが、あまりに偉大すぎて平伏せざるをえない人から見下げられるのは、悔しいけど仕方がないと納得できるが、とりまきにあからさまに見下されると腹立つものだ。

とりまきたちは、なんであんなに人を見下せるのだろう。というか、あの人たちはなんでとりまきの位置にいることがあんなにうれしそうなのだろう。私にはさっぱり分からない。「とりまきなどと呼ばわられる覚えはない」と気色ばまれてしまうのか、あるいは本当に自覚がないのか、別の可能性があるのか。

まあ私の側に相当根深い嫉妬があるのかもしれない。だれもとりまいてくれないもの。だいたい私、だれに対しても面倒見よくないし、冷淡だし、うるさいし。そんなことは分かっている。だからボス格の人にはポジティヴなリスペクトはしないけど平伏する。だけど、とりまきから見下げられる覚えはないぞ。

思い出すだけで血圧上がる。降下剤もらいに、これから病院行かなくちゃ。

午後の診察時間は14時30分から18時30分までです。
しぶしぶ病院に来た。「薬だけもらえませんかね」との交渉は虚しく決裂、「診察ですね」と言われた。いま待合室。目の前のテレビはまたしてもNHK。大相撲。観てるだけで血圧上がる。←これはウソ。
しぶしぶ病院に来ました。大相撲をしていました。
病院の待合室で、大相撲そっちのけで没頭して読んでいたのは「ソクラテスの弁明」。そっか、ソクラテスは70歳でこんなひどい辱めを受けたのか。裁判所初めてだからふだんどおりしゃべれないけど許してねみたいなこと言ってる。かわいそうに。

私はよく知らないが、ゼンキョートーとかってこんな感じだったのかもしれないなと思い至った。10代20代のガキどもが70歳のプロフェッサーをつるしあげて一斉に糾弾してるみたいな図。「まるで自分の影と戦うようなことをしなければならない」というソクラテスの言葉が印象的だった。

病院の待合室で「ソクラテスの弁明」を読んでいました。

相撲中継を観たのは何年かぶりだった。土俵入りのとき「わはは」と、病院の待合室だったので申し訳なかったが、つい声を上げて笑ってしまったのは、化粧まわしがパンダの人と、くまモンの人を観たときだ。いま思い出しても笑える。あの化粧まわしで真顔で土俵入り。笑わせ先制攻撃だな。実に興味深い。

土俵入り。パンダの人とくまモンの人は写っていません。

先生に「血圧降下剤、効きません!(おこ」と言ったら「そんなもんです(わら」と言われたので血圧上がった。「そんなもんですか。そうですか。そんなもんなんですね(わら」と返したら下がった。増量してもらった。