2014年10月29日水曜日

ファン・ルーラー研究会の『前史』としての『組織神学セミナー』の思い出

「組織神学セミナー」でゼミ生が配布しあったレジュメ

一昨日解散した「ファン・ルーラー研究会」(1999年~2014年)の15年半を回顧する際に欠かせないのは、1997年4月から神戸改革派神学校で始まった「組織神学セミナー」です。

牧田吉和校長のもとでジョン・ボルト訳のファン・ルーラーの英語版論文集を読みました。セミナー開始時の参加者は牧田校長以外に以下の7名でした(五十音順、敬称略)。朝岡勝、石原知弘、坂井純人、関口康、宮平光庸、望月信、弓矢健児。

そして、1998年6月に神学校を卒業し、翌月から山梨県の教会の牧師になった私が「神戸と山梨を結ぶ方法」を考える中で思いついたのがインターネットを利用することでした。

これが1999年2月にファン・ルーラー研究会を結成した唯一の理由です。神戸改革派神学校の「組織神学セミナー」は、ファン・ルーラー研究会の「前史」です。

「組織神学セミナー」でゼミ生が配布しあったレジュメ(写真)を私はすべて保存しています。ゼミ生は英語版から日本語に訳し、牧田校長が原著オランダ語版を見ながら訂正と解説を加えてくださいました。

「青春の思い出」というような甘いものではありませんが、私が過去の人生で最も集中して勉強した時間だったことは間違いありません。