いよいよクバート。この町にはファン・ルーラーがフローニンゲン大学神学部卒業後、最初に牧会した「クバート教会」 があります。
クバート教会に到着。カンペンの「大教会」(文字通りの「大」教会)を見た後ですのでクバート教会の建物は小さく見えましたが、規模はともかく、たたずまいはなかなか立派なものでした。
クバート教会の歴史を記した看板。そのうちきちんと全訳したいと思いますが、書かれていることは教会の歴史というよりは、紀元前500年頃から2500年間(!)に及ぶ町の歴史です。「この地に教会が立ったのは西暦1275年のことであるが、現在のゴシック式建築のものになったのは西暦1500年のことである」と書かれています。
クバート教会の内部。鍵がしまっていたので入れませんでしたが(勝手に入ると不法侵入)、ここで若きファン・ルーラーが説教をしていた様子を思い巡らしながら、窓の外からパチリ。
クバート教会の境内に立っている墓碑。前列右のFrans TJ. Robijn氏が亡くなられた日「1938年5月17日」にはファン・ルーラーがこの教会の牧師でしたので、葬儀から納骨までのすべてをファン・ルーラーが行ったものと思われます。
「墓碑が教会の境内にあるのは良いことだなあ」と思いながら。