2008年12月9日火曜日

アムステルダム Amsterdam

8日(月)7時30分に小田雅也長老が牧師館まで迎えに来てくださり、八柱駅まで送ってくださいました。八柱駅から新京成線に乗り、京成津田沼駅で成田空港まで行く特急に乗り換えました(京成の「成」は成田の「成」だったのかと初めて知りました)。成田空港には10時に到着。千葉銀行成田空港支店で円をユーロに両替。チェックインもボディチェックもスムーズでした。日本航空411便は定時に出発、12時間のフライトを経てアムステルダムに無事(これもみごとに定時に)到着しました。航路はロシア上空、高度1万メートルをシベリア方面にカーブしながらもほぼまっすぐに進んで行くものでした。エコノミークラスの三人掛けのシートでしたが、同じシートには私しかいなかったのでゆうゆうと使うことができました。フライトの間は退屈だろうとそれだけを憂鬱に思っていましたが、それは昔の話だと分かりました。座席前に各個人用のテレビが備わり、それで映画を鑑賞したり、音楽を聴いたり、ゲームをすることができました。映画は立て続けに四本も見てしまいました。「ハンサム☆スーツ」(主演 塚地武雅)という映画には、他人事ではない話に思えて感動しました。機内食は三食ありました。けっこう美味しく食べました。



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スキポール空港には、たいへん心強いことに、野村信先生(東北学院大学教授、アムステルダム自由大学客員研究員)が迎えに来てくださいました。野村先生の案内で今週水曜日に「国際ファン・ルーラー学会」(Internationaal Van Ruler Congres)が開催されるアムステルダム自由大学をさっそく見学しました。講堂(auditorium)の前に飾られた初代学長アブラハム・カイパーの像を見ることができました。夕食は野村先生と一緒に自由大学の学生食堂で食べました。5ユーロほど払ったとき、レジの若くて美しい黒人の女性が「モヘラック!」(Mogelijk!)とおっしゃって私の顔を見てニコッと笑ったので、野村先生に意味を伺いましたら「『たくさん食べてね』というくらいの意味でしょう。フランス語のボナペティ!(Bon appetit! どうぞ召し上がれ!)と同じようなことです」と教えてくださいました。夕食後、自由大学の図書館(bibliotheek)や書店コーナー(boekhandel)も見に行きました。書店には興味深い本が並んでいましたが(ほとんどがオランダ語のものです)、衝動買いを抑えて抑えて。その後、トラム(路面電車)でホテルまで行きました。トラムの乗車方法からホテルのチェックインまですべてを野村先生が助けてくださいました。寝室は古いですが、こざっぱりした、とてもいい感じです。同じ部屋で四泊します。



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