2015年1月10日土曜日

けんかをやめてほしいだけです

この一段分すべてファン・ルーラーの(of)/についての(about)本です
「両方大事」と言うと、両方から嫌われる。どちらからも「優柔不断」「裏切り者」「敵の味方は敵」「超然とした上から目線」と非難される。真ん中で接着剤になろうとすると、ニッチに立つことになりますよね(だれに同意求めてんだ)。接着剤は両方からブチュッとつぶされることで役を果たすものです。

両方からブチュッとつぶされる接着剤になろうとした神学者がファン・ルーラーです。それは一種の「ニッチの神学」です(これで意味が分かる人がいるのだろうか)。もっとも、彼は全キリスト教の接着剤になろうとしたわけではなく、オランダ改革派教会の内部分裂を食い止めようとしただけではあります。

私は、でもファン・ルーラーの神学は日本の全プロテスタント教会の接着剤にはなると思ってるんですけどね。「そう思ってるんだったら四の五の言ってないでさっさと翻訳しろ」とかどやされるんですが。でも、ブチュッとつぶされた神学者を紹介しようとすると「敵の味方は敵だ」とか思われてブチュッと。

とか書いてると「ブチュブチュうるせー」と、また怒られる。嫌われても嫌われても接着剤の位置関係にとどまり続けることに耐えられるほどもう若くないんで、どなたかやってくださいませんか。全部訳してくださるという証書にサインしてくださる方には私の蔵書のファン・ルーラー全著作をお譲りします。

有名な人になることも、人のほめる言葉も、私の心をひいたことはないですよ。ほんとですって。だいたい私、昔から今に至るまで、学業成績不良の勉強苦手人間なのですから。

けんかをやめてほしいだけです。けんかをやめて~、二人を止めて~、私の~ために~争わ~ないで~、もうこ~れ~以~上~です。

あーあ。