本日(2013年4月26日)21時から23時30分まで、「第7回 カール・バルト研究会」を行いました。
今日は過去最多人数である5名揃っての研究会となりました。やっぱり参加者が多いと盛り上がりますね。
「第7回」参加者名簿(五十音順、敬称略)
小宮山裕一(茨城県)
関口 康(千葉県)
中井大介(大阪府)
謎の匿名氏(住所非公開)
藤崎裕之(北海道)
今日のテキストはカール・バルト『教義学要綱』(井上良雄訳、新教セミナーブック、新教出版社)の「4.信仰とは告白を意味する」(§4 Glauben heisst Bekennen)の後半部分でした。
「カナンの言葉」(=聖書と教会の伝統の中で培われてきた言葉)に固くとどまることと「新聞の言葉」(=徹底的に世俗的で卑俗な言葉)へ翻訳することとの緊張関係がスリリングに語られているところなどは、我々が毎日悩まされている問題なので、バルトの意図は手に取るように分かるし、具体的な課題が次々に見えてくるような内容でした。
次回(第8回)は2013年5月10日(金)21時から23時までです。