ああ、ちょっと興奮しすぎて鼻血が出そうだ。
ついさっきのこと、ドアチャイムが鳴り、戸を開けたら「ゆうパックです」と郵便配達員。「え?何か注文したっけ。お金あるかな」と不安になりながら受けとった小包にオランダ語の文字が!
待ちに待った『A. A. ファン・ルーラー著作集』(オランダ語版)第四巻の「上」と「下」が、やっと届きました。タイトルは「キリスト、聖霊、救済」です。
内容はスゴイ、ひたすらスゴイ。筆舌に尽くしがたいものがあります。魅力的なテーマ、圧倒的な筆致。翻訳を志す者の腕が鳴る、と言いたいところですが、今度こそ心折られそうです。
敵う相手ではありえないと最初から分かっていましたが、それでも何とか数ミリでも近づきたい、ものにしたいと食らいついてきたつもりなのですが、これほどのレベルの差を見せつけられると、どうしようもない。
でもね、こうなったら、まあ、私なりの草野球を楽しむことにしますよ。そして、最後までゼッタイにあきらめない。私があきらめないことが誰かの励ましになるかもしれない。今の日本に私のような馬鹿が一人くらいいても許されるだろう。そう思うことにします。
はいはい分かりましたよ、訳しますよ。
待ってろよ、日本。見てろよ、ファン・ルーラー。