2008年3月20日木曜日

ただいま断片化中(3/3)

「牧師の仕事かそれとも神学研究か」は、現実的には《あれか・これか》の選択肢なのかもしれません。両立させることは不可能かもしれません。しかし、です。たとえそれが今や不動の現実であるとしても、そんな“現実”の前に易々と屈服したいとは思いません!体のどこかがへし折れることなど、大した問題ではないのです。私は「神学し続ける牧師」でありたいと願っています。だからといって牧師であるかぎり、どんなに間違っても引きこもるわけにはいきません。「引きこもり」と「牧師」は対立概念であると信じるからです。牧師であるかぎり思想の断片化は避けられません(ありとあらゆる事柄に首を突っ込む仕事です)。しかし、機動性を失わない牧師であるままで神学研究を続けたいのです。その点では、昨年から利用しているノートパソコン(VAIOです)や無線LANやUSBメモリーの存在感は大きいです。私がこれまで書いてきた20年分くらいの文書や、その他の大量のデータを常に持ち歩くことができる現在の状況は、私にとっては“奇跡”という以外に表現のしようがありません。