また独り言を書き散らす。
ぼくのブログの「舞台裏」を何気なく見ていた。
投稿数が「1080」とか表示されているのに気づいて、のけぞった。
2008年1月1日から始めたブログ。5年経過。
紙の日記なんか3日以上書けたためしがない。そんなやつが5年。
自動車免許を得て乗りはじめたときの感覚に似ているものがある。
ぼくずっと鈍足だし、ボールすらまともに投げれないし、スポーツいまだに苦手だけど、自動車乗ると「性格変わる」タイプ。
ぼくにシャーペンもたせて字を書かせても、400字の原稿用紙一枚いまだにまともに書きあげられない。
だけど、その同じ人間にパソコン与えれば、ブログを5年も飽きずに続けてしまう。投稿数「1080」。
でも、ぼくにはやっぱり本は書けない。本のような書き方も、本のようなまとめ方も、ぼくには無理だと、今さらながら悟れるものがある。
翻訳なら何とかなるかと思って、ぼくはそっち、と心定めてきた、つもり。
翻訳は、著者の陰に隠れることができるので、ラクといえばラク。
だけど、翻訳はフラストレーションはたまる。「ぼくの知りたいことは、こんなことじゃない!」と思ってしまう(笑)。
年末の「キリスト教記者クラブ」のとき、一人の記者さんがおっしゃった。
「このご時世、なんで関口さんは紙の本にこだわるの?」
出版関係の方々の集まりだと思っていたので(事実そうだったはずだが)、少々面食らう質問だった。
なんとなくゴニョゴニョ答えたが、「もういいのかな?(紙の本にこだわらなくても)」と決心を促される勢いも感じた。
ぼくは「功成り名遂げること」には、昔から今まで全く興味がない。そういうのはむしろ、子どもの頃から憎んできた。有名になりたいとか無い。
知らない人は知らないと思うけど、鈍足でスポーツ苦手な人間は、「有名になりたい」という夢は、まず持たないね。世に出たくないもん、むしろ(笑)。
じゃあ何がしたいのかと問われても、いまだに応えられないんだけどね。47歳になっても。
「ブロガー牧師」でしたっけ。それでいいや、もう(投げやり)