日本時間で昨夜オランダの古書店から送られてきたメールを読んで気づきました。
本日(2013年1月19日)は「ハイデルベルク信仰問答制定450周年」の記念日です。
明日(1月20日)、オランダのハウダ(Gouda)で記念式典が行われるそうです。
ハイデルベルクはドイツなのに、なぜオランダで記念式典なのでしょうか。
ベルギー(またはオランダ)信仰告白、ハイデルベルク信仰問答、ドルトレヒト信仰規準の三つは、17世紀以来、オランダ改革派教会の教理規準だからです。
ユトレヒト大学図書館には、450年前のハイデルベルク信仰問答のドイツ語版原著とオランダ語版が所蔵されているらしいです。
また、今年中にドイツとオランダ両国でハイデルベルク信仰問答の特別豪華版(!)を出版する計画が進んでいるそうです。
日本の(プロテスタント)教会では、ハイデルベルク信仰問答は、教派・教団の壁を越えて、かなり普及し、愛読されてきたものだと思います。
松戸小金原教会では、毎週日曜日の朝の礼拝の中で、ハイデルベルク信仰問答(吉田隆訳、新教新書)の交読をおこなっています。
たとえば、明日(1月20日)は2013年の第三の日曜日ですので、ハイデルベルク信仰問答の「第三主日」の箇所を読みます。
交読の方法は、礼拝の司式者が質問を読み、礼拝出席者全員で答えを読みます。