2009年8月6日木曜日

それではブログとは何なのか

Twitterに自分のアカウントを登録し、他の何人かのつぶやきのフォローを始めました。勝間和代さんのつぶやきが非常に面白くてハマり気味です。「仕事ができる人ほど多くつぶやく」という命題を思いつきました。「つぶやきが少ない人は仕事ができない」という逆命題が真理かどうかは不明です。



Twitterを始めてから考えさせられたことは、「これ(Twitter)とブログの違いは何だろうか」ということです。単に字数が140字に制限されているだけで、ブログと同じだろうと予想していましたが、実際に始めてみると明らかに何か違うものを感じます。チャットとも全く違います。



いろんな見方があることは尊重します。しかし現時点の私の率直な感想を書きとめておきますと、伝統的な意味での「日記」(diary)というカテゴリーに最も近づいたのが、実はこのTwitterではないかと思いました。



前にも「ブログは『日記』ではありえない」というタイトルのもとに書いたことがあるとおり、このブログに「関口 康 日記」と名付けているにもかかわらず、これを「日記」であると考えることは私にはどうしてもできません。前に書いたことの趣旨は、「日記」には個人情報など「最高機密事項」を書くことがありうるが、不特定多数に閲覧可能なブログというこの場所にそういうことを書くことはありえないだろうということでした。



この点ではTwitterも同じです。Twitterに「最高機密」を書いてしまう愚に陥らないように気をつけなければなりません。しかし、この点(最高機密をこんなところに書いてはならないこと)を除いては、Twitterは、私のカテゴリー表の中では限りなく「日記」に近いものです。どうやら私は、こういうものを長年求めていたのです。



しかし、今書いたことが分かった時点でふと考えさせられたことは、「それではブログとは何なのか」です。



さっそく私の中で始まってしまったのは、短くつぶやきたいときはTwitter、長くつぶやきたいときはブログ、というふうな使い分けです。それは明らかに、Twitterとブログはベツモノであると私の感性が認識した証左です。



ブログに一行、二行といった短い文章しか書かないと、どうも見てくれが悪い。ある程度の分量を書かないと、格好がつかない。これに対してTwitterの字数制限は140字ですから、分量ある文章を書きたくても書けません。



まだ確信には至っていませんが、ひょっとしたらこんな(↓)感じかな、とも思いました。



Twitterに書くのは「歌詞」、ブログに書くのは「その歌詞の解説」。



う~ん、違うか。