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ささやかな応援歌として書かせていただくが、キリスト新聞社の新社長・松谷信司氏(@macchan1109)が数年にわたり、旧態依然たる日本のキリスト教会・教界に対して真摯に問いかけてくださっていることに、私は心から感謝すると共に、同氏のご意見に深く同意し、かつ連帯の意思を表明するひとりである。
もっとも松谷氏と私の年齢差が2ケタを超えていることで、私が影響を受けたサブカルが古すぎるというかレアすぎるため、同氏の真似をしようとしても、思いつくのはせいぜい「悪球打ちの信仰」とか「希望の加速装置」とか「愛の波動砲」とかあたりで、それで誰の琴線に触れるのかと自問せざるをえない。
松谷氏としても、キリスト教を単にサブカル語に翻訳すれば事が足りると考えておられるのでは決してない。刺さるどころかカスリもしない言葉や方法で「我々は福音を宣べ伝えている」などと言い張ることの空虚さを、ある意味で逆説的に描き出すために、非難轟々の嵐を耐えて訴えておられるのだと思う。
あえて言うまでもなく、私自身は全くもって無力な者である。しかしそれでもいちおう半世紀を超える人生を経、残りの年月を数えはじめる時期に至った者として、松谷氏の真摯な問いかけに対して、真摯なお応えができるような「伝道と教会形成」(これも教会用語であるが)に専心したいと願う所存である。