2017年9月12日火曜日

Gmailを無料で使い続ける方法

長年使用した自作デスクトップ(2015年10月撮影 現在は故障中)

Gmailのクラウドストレージの無料分が満杯になった。メール4万通強。有料版に移行したい気持ちを抑え、全メールをエクスポートしてmbox形式のメールを読み取れるサンダーバードにインポートし、Gmailのクラウドストレージを空にした。サンダーバードでは受信せず、読み取り専用で使う。

サンダーバードにインポートした過去のメール4万通強を懐かしく読み返している(全部は無理である)。最初からGmailではなくNiftyが長かった。Gmail開始時に過去の全メールをGmailに保存した。私が送信したもので残存する最古のメールの日付は1999年12月31日だと分かった。

「1999年12月31日(金)」のメールの宛先は「ファン・ルーラー研究会」のメーリングリスト。内容は業務連絡だ。ウィンドウズ98にPC雑誌付録のウィンドウズ2000試用版をうっかり上書きしてしまい、モデムとプリンターが動かなくなった。皆さんは気を付けてくださいね、とか書いている。

同日「1999年12月31日」清弘剛生先生から投稿があった。ファン・ルーラーのwelbehagenはエフェソ1章5節などのευδοκιαの訳だという発見の知らせ。「御心」「御旨」と訳される。しかしpleasureだ、神の喜びや満足や好意や善意が満ち溢れている!と教えてくださった。

「ファン・ルーラー研究会」のメーリングリストは1999年2月に始めたので、最初の10か月分のメールが私の手元に残っていない。清弘先生と私で初めてファン・ルーラーの論文「地上の生の評価」(1960年)を全訳したときの通信記録がない。当時、清弘先生は大阪、私は山梨。メンバー30名弱。

最近はSNSのやりとりが多くなり、メールはあまり使わなくなった。メールを使い始めた頃は周囲にずいぶん嫌がられた。「パソコンをいじっている」としか見てもらえなかった。「神学をやっている」と言っても誰にも信じてもらえなかった。実際どうだったかは当時のメールを全部読んでもらうしかない。