私は神学者でも翻訳者でもなく、教会の牧師です |
私自身はオランダ語は完全に独学です。そのような者がファン・ルーラーという日本では未知なる神学者のオランダ語テキストを辞書と首っ引きで「解読」しようとしている現場を、写真付きで公開するというのは、けっこうレアな感じがすると思うんですよね。
「訳者と読者の一体感」とまで言うのは大げさかもしれませんが、それに近いものがあるのではないかと。
私はそういう思いでやっていますので、むしろどうか、いろいろと皆さまから言っていただけることを願っております。
いちばん困るのは、「そういう恥ずかしいことはやめろ」と、たぶん心配して善意で言ってくださっているのだと思うのですが、結局は足を引っ張られ、妨害されてしまうことですね。
私は、神学でも翻訳でも、いまだかつてそれで実益を得たことはなく、すべて持ち出しで来ましたので、私の失敗の不利益はすべて、私個人が負うだけのことです。
神学や翻訳の専門家がファン・ルーラーをどんどん訳してくださるようになれば、私の出る幕はないので、喜んで引き下がります。
しかし、現状はそうではないので、シロウトの私がやっているだけのことです。