ウソかホントか、ちまたで「タイムリーな話題」らしいので、調子に乗って書いておきます。
お題は、「牧師の笑顔は『仕事だから』なのかどうか、という謎について」。
もちろん「そうじゃない(営業スマイルではない)ですからねっ!」ということにしておきます。
ま、でもね、逆算してみていただきたいのですが、Yahoo!の報道(?)にもあったように「牧師の平均年収267万円」だったりする。
それで、妻子がいて、子どもが高校だ大学だに行きはじめたりして、その学費だなんだを払うために、牧師でないほうの配偶者が外に働きに出たりしている。
だから、牧師のほうは「家にいる」という理由で「ヒマそうだ」と思われ、子どもの弁当を作ったり、炊事・洗濯をしたりしている。
世間からも「あの人ヒマそうだ」と見られて、PTA会長とか、少年補導員とか、町内会の仕事を押しつけられたりする。
でもでも、教会の説教や牧会の質を落とすとすぐに批判が出るので、聖書の熟読、神学の研鑽、病床訪問などを怠ることは一切できない。
それで、会議だ、学会だ、出張だ、そのための資料づくりで、徹夜だ、寝不足だ。
そんなフラフラの状態でも、「あの仕事ができてない。ここが片付いてない」と畳みかけられ、そのうえ「営業的でないスマイルが欲しい」と要求されるのが牧師だったりするんですが...。
「えっとー、ぼく、どんだけスーパーな人間であることを求められてるんだろう...(遠い目)」と考えるだけで、アタマの中がぼーっとしてしまうところがあります。
「スマイル0円」ですが、牧師の笑顔を保つためには、教会にたくさん献金してくださるのが、実はいちばんイイ感じです。
あ、これ書くと、「キリスト教よ、お前もか、金満体質め!」とか叩かれそうですね。あーあ。