松戸市が「ホットスポット」になったことは明白です。
それは松戸市だけではなく、千葉県の北西部全体、あるいは東京都の葛飾区あたりもそうです。この事実を否定できる人はもはやいません。
最初は子どもたちのことを心配し、もし彼らが求めるなら、せめて子どもたちだけでもぼくの実家のある岡山に避難させようかと考えました。
しかし、子どもたち自身が、各学校から十分な説明を受けたうえで「ぼくらは逃げたいとは思わない」と言うので、彼らの意思を尊重することにしました。
松戸市は、除染にしろ、情報公開にしろ、非常に迅速かつ率先しておこなってくれるので(それで問題そのものが解決するわけではないにしても)、ぼくは松戸市に感謝と敬意を持っています。
しかし、「原発再稼働反対」は、ぼくにとっては、何ら他人事ではありえません。
6月29日(金曜日)は首相官邸前抗議にぼくも行きましたが、今日はどうか分かりません。
いちばん良いことは、今日の午後6時までに、首相が原発再稼働を撤回する政治判断をすることです。
今日のデモは、首都圏の交通機能をマヒさせるほどの規模になる可能性がある。そのようなデモは、しないに越したことはない。
原発再稼働が撤回されさえすれば、デモそのものをしたいわけではない人はたくさんいると思います。
6月29日(金曜日)ぼくは、本当はデモの最後まで首相官邸前にいたかったのですが、少し早めに帰宅しなくてはなりませんでした。
東京メトロ「国会議事堂前駅」のホームにかけおりるとき、20代か30代くらいの背広を着た男の子たち(省庁職員のような感じの子たち)が「あのデモって、組合とかの掛け声に従わざるをえなくて集まってるやつらばっかなんだよね」とか話している声が聞こえました。
違うよ、それは。
マジで言ってるとしたら、きみら勉強しなおしたほうがいい。