直接の被災地に近ければ近いほど、ネットも電話も通じず、通信手段がない現状です。
松戸でさえ、金曜日から土曜日にかけては電話が使えませんでした。今日も計画停電の実施が二転三転し(これを書いている時点ではまだ実施されていない)、いつなんどき電気が(つまり、このパソコンが)閉ざされるかが分からない状況です。
通信手段を確保できている者たちが、それを確保できているうちに、自分たちになしうるあらゆる手段を講じることが重要だと、自分に言い聞かせているところです。
その意味では、直接の被災地から遠ければ遠いほど通信手段の遮断の危険性が少ないわけですから、その方々の役割は十分あるということです。だれ一人、被災地から遠くにいるからといって「何かしたいが、何もできない」と苦にすることは、もはや無いのだと思います。
本日は、日本キリスト改革派教会の国内教会関係委員会から、本教会の被災状況を、友好関係にある日本キリスト教会、日本長老教会、北米改革派教会日本中会にお知らせしました。
また、先ほどは、大会常任書記長の風間義信先生から、ハンガリー改革派教会から支援の打診があり、同教会の代表者が現地視察のために来日してくださる意思があると、教えていただきました。明日は、執事活動委員会と議長書記団の一部が対策委員会を開くことになりました。
具体的な支援体制が確立しつつあります。
今のところ元気な者たちまでが病んでしまっては、助けを求めている人たちを助けることもできなくなるのだと思っています。
そればかりか、自分までが病んでしまっては自分まで誰かの助けが必要になってしまい、助ける役目の人たちの負担をますます増やすことになってしまいます。
昨日の夜あたりから、テレビが(明らかに視聴率競争を背景にして)これでもかこれでもかと深刻な映像を繰り返し流し始めていることを、とても深刻に受け止めています。
「テレビのスイッチを切る勇気を持とう」などと書くと怒られるかもしれませんが、これから本格的に始まる復興支援のためにこそ、体力を十分に蓄えようではありませんか。