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イサキの塩焼き納豆朝食(2025年9月2日) |
【説教の主語を各個教会にするとブログ読者が減る現象】
立証の段階はまだ程遠いが、興味深い現象を見つけた気がしている。教会ブログで公開する説教原稿などで、中心的な主語を「足立梅田教会」にするとアクセス数が下がる。ブログ説教に期待されているのは、ネットのかなたで読んでくださる方々が主語であること。それは教会の説教の本質とは矛盾することだ。
説教盗用の問題が最近どうなのか私は分からない。私のごく身近で説教盗用で免職戒規が起こったのがゼロ年代後半。ちょうどそのころ英語圏で同じ問題を扱う本が書かれたほど騒がれていたが、はや20年近く前。沈静化したのだろうか。各個教会を主語とする説教であれば第三者に盗用できるはずないのだが。
生成エーアイに説教原稿を書かせる牧師がどれぐらい出現するだろう。説教の目的が聖書釈義だけでなく「地域に根差した語り」でも(でこそ)あるなら生成エーアイの情報収集能力は期待できるかもしれない。私も「足立区の歴史」や「地元の名所」などは不勉強だし、どこから手をつけてよいか分からない。
山内眞先生が亡くなられたことを教団新報で知る。この話を覚えておられる方がいるだろう。山内先生が組織神学者としたらしい論争の話を当時教わった。
山「組織神学は飛行機の上からタネをまくようだ」
組「何を言う。聖書学はミミズの目を探すようだ」
山「何を言う。ミミズに目はないっちゅうねん」
足立梅田教会に来て1年半。感謝しているのは、礼拝に出席してくださる方々が教会ブログで説教原稿も読んでくださっていること。板書説教を続けているが、スピードやテンポも大事。「細かいことはブログに書いておきます」で済むようになった。日本語には同音異義語が多い。板書とブログが補足になる。