2025年11月10日月曜日

有楽町で映画「ボンヘッファー」鑑賞

ヒューマントラストシネマ有楽町(東京都千代田区)

【有楽町で映画「ボンヘッファー」鑑賞】

今日は有楽町で映画「ボンヘッファー」を鑑賞。帰りに教文館で『ボンヘッファー説教全集1』を買い、銀座から日比谷線で梅島に戻る。映画は史実通り。ドキュメンタリー的な作品と言えるが、芸術的な完成度が高いと思った。説明がほとんどないので、せめて何人かの名前や場所についての予備知識が必要。

大したことはない。ボンヘッファーはドイツ人。父が医者。ニューヨークユニオン神学大学に留学したこと。ドイツ帰国後マルティン・ニーメラー牧師と出会ったこと。ニーメラーはボンヘッファーと出会った頃は、教会と牧師は社会の問題にかかわるべきでないという姿勢だったが、その後考えを変えたこと。

ニーメラーは「告白教会」に参加し、フィンケンヴァルデ説教者研修所にボンヘッファーを神学教授として招聘したこと。説教者研修所の教え子ベートゲがボンヘッファーの伝記を書いたこと。これぐらいの知識でなんとかなると思う。HPをよく見て「この人がニーメラーさんなのね」が分かる程度で大丈夫。

映画「ボンヘッファー」HP
https://hark3.com/bonhoeffer/

未鑑賞の方のために内容に触れないようにするが、気になっているのはボンヘッファーがピストルを持っているように見えるポスター。これで英語題「Bonhoeffer: Pastor, Spy, Assasin」。ボンヘッファーがまるでジェームズ・ボンドかイーサン・ハント。内容にかかわるので詳細は言えないが、誤解を招く。

来週の説教で少し詳しく取り上げる予定。

映画「ボンヘッファー」パンフレット(左)
『ボンヘッファー説教全集1』(右)

私の書棚のボンヘッファーの本