日本中の書店が「愛国・反アジア本」だらけになっているそうですね。
ぼくは繰り返し「最近、本屋に行ってない」と書いてきましたが、
「行っても虚しいだけ」という思いが含まれていることを書くのは、もしかしたら初めてかもしれません。
「行きたくない」原因が、やっとなんとなく分かった気がします。
***
「最近本屋に行ってない」んですが、
書斎の本は増える一方です。
ぼくの哲コレのカンコレとヘーコレに新コレ。
『精神現象学』は30年前ペーパーバック版を入手しましたが、ついにハードカバー版購入!
写真の3冊すべてヤフオクです。合計1900円。
***
まったくどうでもいい話ですが、
ぼくにとって今年(2014年)は神学大学入学(1984年)からちょうど30年です。
「神学30周年、おめでとう、ぼく!」
それもあって書斎の本がやたら古くなってきました。背表紙がパックリ割れているのをセロテープでくっつけてるのとかもいくつかあります。
ぼくの本棚にあるものは当時すでに古本として購入したものばかりなので、今では、いったいどんだけ古いんだな本だらけです。
それで最近、
すでにもっている本ではあるけど汚くなった本を思いきって捨てるために、同じ本の少しはきれいなものを古本屋で(もっぱらヤフオクですが)購入しはじめています。
「内容が同じ」(第○版などが一致)な本を入手できれば、古いほうの本を捨てることに、ぼくはあまり躊躇はありません。
人間の肉体も、分子レベルで言えば、一年もすればすべてが新しい細胞に入れ替わると言うじゃないですか。あれと同じですよ(同じかなあ...)。
「紙の本」には強い思い入れがありますが、さりとて、本の「紙」そのものに執着する思いは、ぼくにはほとんどありません。
辞典・事典類は、ほんとは最新版にアップデートしたいんですけどね。広辞苑はいまだに第4版のままだし。まあ、一度にすべて更新するのは不可能ですので、ボチボチですね。