2015年9月22日火曜日

親目線で申し訳ない

2015年9月18日(金)17時から19時半まで「A1」にいました

参議院本会議の最後の福山議員の名演説の中で「シールズ世代」の日本史的背景への言及がありましたが、その中に「ゆとり、ゆとりと、さんざんdisられた世代」という点がなかったのは、唯一残念でした。ゆとりの逆襲だよね(うちにもゆとりの子がいるので分かる)。百倍返しだよ。あっぱれだと思う。

今の大学生や高校生くらいの方々には嫌われることを知りつつあえて書いていますが、「親目線」で見守っている人たちは、ほぼ全面的に味方だからね。尊敬してくれなんて思わないし、むしろ大いに軽蔑し、踏みつけてほしいくらいだけど。バブルを謳歌しましたし。だけどさ、だからこそ猛省もしてるのよ。

親目線で「見守る」なよ、一緒に戦えよ、距離とってんじゃねえよ、てめえらのせいで今こうなってんじゃねえの、と思われるだろうけどさ。それも分かるよ、痛いほど分かる。痛すぎるほど。だから反省してます。ごめんなさい。反論もできません。「応援」とかもされたくないと思うよ、くずの親世代には。

だけどさ、これ反論じゃないけどね、だけど、だけどさ、きみたちが大学や高校に行くのにもかなりお金かかったし、そのための生活ベースづくりもけっこうたいへんだったし、今もその状態は変わっていない。親世代の生活基盤が奪われたら、大学生や高校生の「戦い」のための「楽屋」もなくなってしまう。

あ、でも、親世代をdisるのが学生さんたちの本分です。それでいいと思う。いてまえ、です。くそバブラー世代のせいで今の世の中になってしまった。あいつら倒すまでおれら死ねん、みたいに決意を抱くのはいいと思う。そこをむしろ応援したい。本気でそう思うよ。本当に申し訳ないと思っています。

蓮舫さんが演説している頃の写真です