2012年6月7日木曜日
「総選挙時代」をどう生きるか、みたいな話です。
GACKTって人が、Twitterで3月頃、いまぼくが考えてることを一字たがわず書いてました。
「秋元康さん押しだ。悪いか?」
ま、言ってみりゃそういうことです、ぼくも。
今さら「だれ萌え」とか無いですから。ぼくは妻にしか萌えません(笑)。
強いて言えば「ビジネスモデル」として関心があるだけです(これホント)。
46ですからね、25年前の秋元さんの「失敗」を学生時代に見た者です。
ほとんど無意識ですが、必ず比較しながら見てますよ、昔と今を。
よく反省され、改善されてますよ。単純な反復じゃないです。
もっと言えば、46のぼくは、さらに昔の「スター誕生」を小学生の頃に見てますから、さらに無意識な比較が働いてると思う。
「スター誕生」→「おニャン子」→「AKB」
みたいな系譜で、シロウトの子どもたちが世に出るまでの支援企画を見ていくと、反省と改善の流れが分かるような気がしています。
「総選挙は残酷だ」という見方があるかもしれませんが、数字が示すリアルは、勘違いしてる子たちにきっぱりあきらめさせる意味があると思うし、シメルとかハブルとか、恫喝とかインネンとか、その手のしょうもない支配術が成り立たないでしょ。
正確に48人じゃないのかもしれないけど(そのへん知らないです)、40~50人くらいの女の子ばっかの集まりって、ぼくの目から見れば、高校の吹奏楽部とかチアリーダー部みたいに見えるんです。
もちろん、その中のどの子がカワイイとかの関心が全く無いと言えばウソになりますが、ひとりだけが目立ってても仕方ないじゃないですか。
バランスというか統制というか、そういうのをちゃんと重んじたり保ったりしながらチーム全体に安心や躍動を与えられるリーダー格。
それが誰かっていうのは、ハタから見てればすぐ分かりますよ。
恫喝とかインネンとかでシメタリハブッタリしようとしても、ゼッタイ無理ですね。そういうやり方では全体を壊すだけです。そういうことする人は、「総選挙時代」には、センターにもリーダーにもなれません。
アイドルであるかぎり、絶えず順位とか評価にさらされる。そこに「痛み」が発生する。
順位や評価が嫌なら、アイドルっていう看板のほうはとりあえずおろして、もちっと普通の歌手なり俳優なりダンサーなりの道もあるんじゃないかなと、ぼくは思います。
あ、そうそう。
総選挙じゃないですけど、ちょっとだけ似てるのありますよ、牧師たちにも。
一つは、銀座・教文館の「月間ベストセラー20」(http://www.kyobunkwan.co.jp/xbook/ch_best20)。ここで、キリスト教系のどの本が売れてるかが分かります。
もう一つは、Googleで「説教」とかいう語で検索をかけて表示される順序は、人気なのか何なのかは分かりませんが、とにかく「何か」を物語っているものだと思います。
ちなみに、ぼくの説教のブログは、最近はちっとも更新できてないのですが、Googleで「今週の説教」という語で検索をかけると、今でもいちばん上に表示されます。これだけが、ぼくの自慢でした(笑)。