ついさっきツイッターで東浩紀氏がつぶやいたことに触発されて、何か書きたくなりました。
東氏曰く、日本は「テレビと娯楽しかない国。ネットユーザーがいくら増えても、芸能人とアニメの話しかされない国。この状況はソーシャルメディアの普及ごときで変わるものではないと、もはや半ば諦めています。」納得ですね。
「年収1億でも年収100万でもみな同じアニメ見てるよね」と「娯楽で繋がる可能性」を肯定的に評価する人々に対し、最近の(とくに3.11以降の)東氏は距離を置きたがっている。「娯楽でしか繋がれないのは貧しい」と言っている。海外で「政治」が果たしている役割を担うものが、日本には無い(大意)。
今これを堂々と書ける東氏は、けっこう炯眼の持ち主のような気がします。
でも、「それ見たことか。言わんこっちゃない」というようなことを、私は口が裂けても言いませんからね。「今こそ○○の出番だ」とか「これからは○○の時代だ」とかもね。
でも、心の中では当然そう思ってますよ。思ってますよ、当たり前じゃないですか。
日本に決定的に足りないのは○○です。それが無いから、いまの状況になっているんです。