2011年8月22日月曜日

東浩紀氏の「娯楽でしか繋がれないのは貧しい」という意見に同意します

ついさっきツイッターで東浩紀氏がつぶやいたことに触発されて、何か書きたくなりました。

東氏曰く、日本は「テレビと娯楽しかない国。ネットユーザーがいくら増えても、芸能人とアニメの話しかされない国。この状況はソーシャルメディアの普及ごときで変わるものではないと、もはや半ば諦めています。」納得ですね。

「年収1億でも年収100万でもみな同じアニメ見てるよね」と「娯楽で繋がる可能性」を肯定的に評価する人々に対し、最近の(とくに3.11以降の)東氏は距離を置きたがっている。「娯楽でしか繋がれないのは貧しい」と言っている。海外で「政治」が果たしている役割を担うものが、日本には無い(大意)。

今これを堂々と書ける東氏は、けっこう炯眼の持ち主のような気がします。

でも、「それ見たことか。言わんこっちゃない」というようなことを、私は口が裂けても言いませんからね。「今こそ○○の出番だ」とか「これからは○○の時代だ」とかもね。

でも、心の中では当然そう思ってますよ。思ってますよ、当たり前じゃないですか。

日本に決定的に足りないのは○○です。それが無いから、いまの状況になっているんです。