米空軍、核ミサイル発射担当将校にキリスト教で聖戦教育
http://www.asahi.com/international/update/0803/TKY201108030650.html
「訓練初期にある倫理の講義を担当する従軍牧師が用いた資料が、『核の倫理』という項目で、旧約・新約聖書の記述を多数引用していた。キリスト教の聖戦論を引き合いに『旧約聖書には、戦争に従事した信者の例が多い』と指摘したり、聖書の記述として『イエス・キリストは強い戦士』と位置づけたりしていた」(抜粋)。
これは本日の朝日新聞(13版)の一面記事です。先月27日までの20年間、米空軍で「核ミサイル発射の正当化」にキリスト教が利用されてきたようです。よほど米軍事情に精通している人はともかく、この事実を知っていた日本のキリスト者は皆無でしょう。
ほんとうに恥ずかしいです。聖書をどう読めば「核ミサイル発射を正当化する論理」を導き出せるのかが不明ですし、このような誤った聖書利用を受け入れてしまう米国軍人の「本の読めなさ」に驚きます。今後も警戒が必要です。