2010年8月27日金曜日

かなりのギャンブル性を感じるが、やるかぎりは正々堂々と

「あなたは牧師なのだから、みんなが読んでいるブログで政治の話は控えるように」と実家の母から釘を刺されたことがありますので、“控えめに”書きます。



民主党の代表選にO氏が出馬することにしたとのこと。現首相のK氏が「それは良かった」とコメントしたようですが、私も今のところ同感です。



私の予想では、代表選にはO氏が勝ってしまうのではないか、従って、どのみち短期間でしょうけれども、我が国の歴史に「O首相時代」なるものが発生してしまうことになるのではないかと感じていますが、そのときには「民主党支持」の旗をすみやかに降ろし、強く抵抗するのみです。抵抗の理由はいろいろありますが、最も大きなことは、カネと政治の問題が全く解決していないことです。



しかし、もし「O首相時代」が少しでも長く続いてしまうことになるようでしたら、そのときには、現民主党の「反O氏グループ」は大挙して民主党を出て真の新党を結成すべきです。本来、「古いぶどう酒」と「新しいぶどう酒」は混ぜないほうがよかったのです。古いぶどう酒を入れる「古い革袋」と新しいぶどう酒を入れる「新しい革袋」は、それぞれ分けるべきだったのです。おそらく間違いなく、H前首相の人間的弱さがO氏の強さへの依存を求め、今の政局の混乱の原因となったのでしょう。H前首相の弱さは理解できないものではありませんが、ため息ばかりが出てきます。



しかしまた、以上の予想は外れることを願っています。民主党の現体制が維持されることを期待しています。ともかく、この道は、民主党が、いや日本政治が、遅かれ早かれ、どのみち通らなければならない道だったようですから、やるかぎりは正々堂々とした戦いがなされることを求めます。